手外科とは、簡単に言うと、体の中でも特に手に特化した外科のことです。そもそも外科とは、体の様々な外傷や病気などを、手術や処置によって治していこうとする分野であり、整形外科や形成外科もこの分野に含まれます。手外科を専門とする場合には、まずは一般の外科医として知識や経験を磨き、その後手外科医になるパターンがほとんどです。そのため、手外科医は外科の基本である整形外科や形成外科の知識や経験を有しているということになります。

具体的な手術や処置内容には、手や手首周辺の骨折や脱臼、捻挫や腱鞘炎、突き指や火傷などの外傷など様々なものが挙げられます。また、医療技術の進歩により、指の切断時における修復手術など、精密で高度な手術などにおいては医療用ロボットを用いるようになってきたため、それらを扱える知識や技術も持ち併せていなければなりません。今後も必要とされる知識や経験はますます増えていくことが予想されます。日本においては約800人~900人いるとされ、その知名度自体はまだまだ広くはありませんので、医師から紹介されてはじめてその存在を知る人も多いです。

手は人間の体の中でも特に精密な造りになっており、腱鞘炎や突き指でもまれに重症化することがあるため、どんな病気や怪我であっても早め早めの対処が必要になります。その際には必要に応じて手外科へ相談することによって速やかな対処ができ、復帰までの期間を短縮することが可能になるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です